源蔵寺棚田再生 第1回目 実施結果

ご案内していました「源蔵寺棚田の再生 第1回目」を実施しました。
前日は雨でしたが、当日は良い天気で無事に作業予定を行う事が出来ました。

今回の参加者は、町からご協力いただいた方が6名、「六ノ里」の方が5名、合計11名でした。
参加いただいた皆様、誠に有り難うございました。

それでは、当日の様子を紹介してみたいと思います。

前々日までに、当日の作業時間を考慮し準備を行なって来ました。
今回の作業では、写真中央に集めた茅を搬出します。

前日は激しく雨が降り、夕方に止みました。
夕方に確認したところ、今回の作業を行う田んぼの一部が冠水してました。
なので、水路を掘って排水させました。

当日の朝の様子。

六ノ里集会所に集合し、受付を実施。
参加名簿に記入いただき、当日の作業内容等のパンフと六ノ里マップを配布。
その後時間になりましたので「岐阜県ふるさと水と土指導員(以下「ふるさと指導員」)より、参加御礼と「源蔵寺棚田再生」の趣旨について説明。

現地に移動し、まず、茅の移設場所の草刈りを行います。
この作業は、草刈りに慣れた六ノ里の方にお願いしました。

茅の移設場所の草刈りをしていただいてる間に、雑木の搬出を「ふるさと指導員」が実際に行なって説明。

茅の移設場所が出来ましたので、茅の搬出に掛かります。

茅の搬出理由は、次回6月に実施する茅や雑木の根の処理作業をスムーズに行う為。

大まかな部分は抱えて運び、残った細かい物はレーキで集め箕(み)で運びます。

7人で一気に行いましたので、どんどん片付いて行きます!

運んだ茅が山になっていきます。

燃やしてしまえば運ばなくても良いのですが、山にして積んで腐らせて、後々、肥料として利用する目的から頑張って運びます。

日差しが強く気温も上昇してますので、1時間作業したら休憩を行います。

ちょうど作業する田んぼの横に、写真の良い木陰があります。
木陰に入ると涼しい風が吹いて、クールダウンにはもってこいです。

休憩しながら「ふるさと指導員」が休憩後の作業について説明してます。

休憩後、残った茅の搬出を続けます。

大体片付いてきたところで茅運びと分業し、草刈機を使える方達は田んぼ周辺の草刈りに入ります。

今回、茅の搬出を行った田んぼの上の部分の草刈りや、

ここは予定外ではありますが、田んぼ下の部分の草刈りも行いました。

田んぼ下の部分の草刈りを行った理由は、獣害対策の一環。

見通しの良い場所の事を「緩衝地帯(バッファーゾーン)」と言うそうです。
これを作る事で「獣害」を少なく出来ると「農水省」でも推奨しているからなのです。

茅や雑木が綺麗に片付いた田んぼにて、作業終了の記念撮影。
他に2人の方が参加くださいましたが、都合で最後までご一緒出来ませんでした。
なので、残念ながら、この集合写真に写っていません。

記念撮影して、本日の作業は無事終了いたしました。
参加協力いただいた皆様、誠に有り難うございました。

記念撮影後、希望者の方と「そば茶寮文福笠井白鳥店」にて昼食。
その後は、せっかく六ノ里に来ていただいたので「善勝寺」まで車で移動し「Cafe清桜里」や「郷土料理 栃洞屋」などを散策しました。

以上が第1回目の実施報告です。

次回は6月17日に第2回目として、茅の根と雑木の抜根を行なう予定です。
またこちらのサイトでお手伝いの募集案内を行いますので、協力のご連絡をお待ちしてます!


<本計画は「岐阜県ふるさと水と土指導員」のもと、六ノ里地域づくり協議会 景観整備部と町からの協力者とで行われます。>