源蔵寺棚田再生 第7回目 実施結果

当初の実施予定日の前日に雨が降りましたので、予備日の本日10月29日(日)に本年度最後の「源蔵寺棚田の再生 第7回目」を実施しました。

今回は、町からご協力いただいた方が3名、「六ノ里」の方が4名の合計7名の方に参加いただけました。

流石に10月も終わりとなり、非常に快適に作業を行えました。

それでは、当日の様子をご紹介いたします。

いつもの様に六ノ里集会所に集合。
本日の作業内容について説明を行い、その後、現地に移動しました。

前回、島立てして乾燥させていましたが、あれから約2週間、良い感じに乾いてます。

少し残念なのは、島立てのてっぺん部分が鳩に多少食べられたみたいです。
これは来年度は、何かしらの対策が必要です。

蕎麦の実の脱穀には、この足踏み脱穀機を使います。

六ノ里の方が昔使われてて、使わなくなってから倉庫に保管していた物をお借りしました。
長年仕舞ったままでしたので、事前準備として破損箇所の修理と、湿気で錆びていましたので錆を落として塗装し、作動各部に給油を行いました。

現地移動後、作業スペースにブルー・シートを広げ、足踏み脱穀機を設置。
島立てしていた蕎麦の束を、実が落ちない様に(蕎麦の実は熟すと簡単に落ちるので)ブルー・シートで包んで運んで、脱穀していきます。

脱穀の済んだ蕎麦の束には、まだ多少蕎麦の実がついてますので、これは手作業で取っていきます。

あと少しで脱穀は終わりです。
そばには脱穀を終えた蕎麦の束が山になっていきます。

脱穀した実には、蕎麦の茎や葉がいっぱい混ざってますので、篩(ふるい)や手作業である程度取り除きます。

ところが、この混ざった物が予想していたより大量で、作業終了の12時になりましたが完了出来ませんでした。

なので、ここで一応終了として、

参加いただいた皆さんと記念撮影を行いました。
(写真撮影者と、用事で帰られた方の2名が入ってません。)

残った作業は、記念撮影後に有志の方と作業を行い完了させました。
参加いただいた皆様、誠に有り難うございました。

以上で、今年の源蔵寺棚田の再生は終了いたしました。

本日脱穀した物には蕎麦の実に加え、茎や葉が混ざっていますので、この唐箕で選別しますが、これにつきましては主催者の方で行います。

皆さんと頑張って育て採れた蕎麦の実は、収穫祭として味わう予定です。
この後、唐箕による選別、磨き、製粉を行いますので、収穫祭は11月26日になると思います。
日時等の詳細につきましては、こちらで、またご案内いたします。

来年度も引き続き源蔵寺棚田の再生を行います。
来年は、今年実施した耕地の上の段の開墾を行い、そこで蕎麦作りを行います。

興味を持たれた方は、この六ノ里地域づくり協議会 景観整備部のサイトからご連絡ください。
是非とも皆様のご協力をお願いいたします。
皆様からのご連絡をお待ちしております。