R5年度 源蔵寺棚田再生 収穫祭開催

今年の春より、六ノ里地区内外からの協力を得て、耕作放棄地を開墾し蕎麦を栽培しました。
1年の区切りとして、地元の農産物や生産物の展示販売も併せ「六ノ里楽市」と銘打ち収穫祭を開催いたしました。

源蔵寺棚田の再生 収穫祭 「六ノ里楽市」の会場の様子。

開始時間の少し前ですが、今年参加いただいた方、地元の興味を持っていただいた方が来られてます。

今回の会場として、協賛もいただいている「そば茶寮 文福笠井」(以後「文福笠井」)のご好意で、店前の個人のガレージと駐車場の一部を貸していただけました。

駐車場部分には「六ノ里自治会」より貸していただいたイベントテントを設置し、食べる場所と六ノ里の農産物・生産物の展示スペースとしました。

ガレージの方は、主に蕎麦に関するスペースとレジです。

ちなみに、今回提供する源蔵寺棚田の再生で採れた蕎麦ですが、各地から玄蕎麦(殻付きの蕎麦の実)を仕入れている、言わば良い蕎麦の目利きが出来る「文福笠井」さんから『一級品だ』とお墨付きをいただいてます。
実際、食べてみると凄く甘味が強く、味が濃い出来栄えです。

ですから、その素晴らしさを多くの方に味わっていただきたいのですが、なにぶん、まだまだ再生した面積が狭く、結果、収穫量も少ない為に数量限定となりましたので、なかなか手に入らない「まぼろし」の蕎麦と言う意味でネーミングを「幻蕎麦」としました。

蕎麦を食べに来ていただけた人が必ず来るレジには、源蔵寺棚田の再生についての説明パネルも掲示しました。

このパネル(A1サイズ)には、活動を始めた経緯と今年の活動の様子について、多くの方の目に止まる様に、写真とコメントで分かりやすく表してます。

収穫祭後は「文福笠井」さんの店内に掲示していただく事となっており、来店したお客様にも参加・協力をアピール出来るものと考えています。

レジの横は、蕎麦の調理スペースです。

左の鍋で茹で、左横のシンクで締めて、右の鍋でつゆを湯煎(中央の小振りな鍋)で温め、蕎麦を温めます。

レジの右は、蕎麦打ち体験スペースです。

写真手前のテーブルで指導者が手本を示し、向かい側のテーブルで体験者が打ちます。

食べていただくテーブル横に、地元の農産物や生産物を展示販売のスペース。

展示販売の内容は桜里舎アグリのさつまいも、しらおシマダファームの野菜セット、六ノ里のお母さん達製作のもち花、六の里棚田米生産組合の棚田米、桜里の木工旋盤製品。

開始時間後の来場者が来られている様子は、諸事情により撮影出来ていません。
ここからは蕎麦打ち体験の様子を紹介します。

蕎麦打ちの工程は大まかに言って、「1;捏ねる(こねる)」→「2;延す(のす)」→「3;切る」の3ステップです。
今回はステップ毎に、指導者が実際にやりながら説明し、体験者が真似て行う形で行いました。

写真は、「1;捏ねる」を指導者が行なっている様子です。

指導者の手本を見て、体験者が「1;捏ねる」を行う様子です。

次に、指導者の手本を見て、体験者が「2;延す」を行う様子です。

最後に、指導者の手本を見て、体験者が「3;切る」を行う様子です。

もちろん、指導者は体験者が行う様子を確認し、体験者がちゃんと蕎麦を打ち上げられる手助けも行いました。

収穫祭の実施結果は、開催した時期が、紅葉も終わり気候も寒くなっていたのと、他のイベントが重なったのも有って、残念ながら来場者数は少なかったのですが、来ていただいた方には美味い蕎麦を堪能していただけたと思います。

また棚田再生に参加いただいた、特に、町からの方々には自分達が活動し、苦労して手に入れた収穫の喜びを、美味い一級品の蕎麦と言う形で味わって頂けました。

収穫祭の翌日は、今年実施した耕地を、来年の蕎麦栽培に向けて秋耕起しました。

参加いただいた皆様の協力で、この活動前の写真と比べて、耕作放棄地では無く立派な耕地となりました。

これからも、源蔵寺棚田の再生は続きます!
来年は今年実施した場所の上の段を行い、今年の2倍の面積で蕎麦を栽培します。

興味を持っていただいた方は、ぜひ、ご参加・ご協力ください。
皆様のご協力をお待ちしております。
何卒、よろしくお願い致します。

興味を持たれてお手伝いいただける方は、メニューの「参加申込み」より記載の<注意事項>をご承諾の上ご連絡ください。
詳細を追ってご連絡させていただきます。

<本計画は「岐阜県ふるさと水と土指導員」のもと、六ノ里地域づくり協議会 景観整備部と町からの協力者とで行われます。>

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