ご案内していました「源蔵寺棚田の再生 第3回目」を実施しました。
昨日、東海地方も梅雨入りして『天気は大丈夫か?』と心配していましたが、何とか曇り空で、作業を行う事が出来ました。
今回の参加者は、町からご協力いただいた方が4名、「六ノ里」の方が3名、合計7名でした。
参加いただいた皆様、誠に有り難うございました。
当日の様子を紹介する前に、事前準備の様子を紹介しておきます。
先日、第3回目に向けて、重機にて耕地の中の雑木や竹を抜根し、茅や雑草の塊を起こしていただきました。
本日の作業は、これらの耕地からの撤去となります。
それではここから、当日の様子を紹介してみたいと思います。
まずは六ノ里集会所に集合です。
来てくださった方々に今日の作業内容について簡単に説明し、時間になりましたら現地に向かいます。
現地に向かう途中に、そば茶寮文福笠井さん下を通りますので「夏蕎麦」の現在の状況を参加者の方にも見ていただけたと思います。
現地に着きまして、それぞれ作業準備が終わりましたら、「ふるさと指導員」が今日の作業の方法を実際に行なって、
参加者の方々に見て、作業の要領を分かっていただきます。
作業の最初は、まず、この雑木と竹の耕地からの撤去です。
それぞれに手で耕地の外の指定場所に持って撤去していきます。
木の根はまだ良いのですが、竹の根は細かい根が土を抱いていて重いので、地面に叩き付ける等をして、土を落としてから運びました。
その後は、重機で起こして逆さに伏せてある茅や雑草の根を、レーキや備中鍬で起こして土を落としてから、小さな物は箕に入れて耕地の外に搬出していきます。
大きな茅や雑草の根は、畦の側に伏せて置いておき、後日、スタッフにて撤去とします。
この作業は、レーキ等で起こして土を落とす人と、箕に入れて搬出する人の2人1組で行いました。
作業の様子を上から撮ってみました。
この写真を撮った開始1時間過ぎの時点で、全体の1/4ほどの進行具合です。
曇り空ではありますが蒸し暑く、また作業自体が重労働ですので、しっかり休憩をとりながら行います。
参加者の皆さん、それぞれに頑張って作業を行っていただき、12時となりましたので本日の作業は終了とします。
最後に参加者の方々と記念撮影して、解散といたしました。
作業後に、上から耕地を見た写真です。
耕地全体の1/3しか終わって無いですが、実は、今日の作業が源蔵寺棚田再生の中でも一番大変で、そして、今後の畝立て、種蒔きに大きく影響する作業なのです。
ですので、今日中の完成は望まず、『無理せず出来る所まで』の心持ちで進めました。
残りの部分に関しましては、次回、第4回目に向けて、スタッフにて進めてまいります。
以上、第3回目の実施報告でした。
次回、第4回目は7月27日に、種蒔き・鹿避け網設置を行なう予定です。
またこちらのサイトでお手伝いの募集案内を行いますので、協力のご連絡をお待ちしてます!
<本計画は「岐阜県ふるさと水と土指導員」のもと、六ノ里地域づくり協議会 景観整備部と町からの協力者とで行われます。>